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【50代・実家暮らし】高齢の父に贈ったレコードプレーヤー、4年後のプチ後悔

こんばんは。50代、実家で高齢の親と暮らしているマルです。
実家ライフのリアルを、ゆるっとお届けしてます。

父の日は6月の第3日曜日!
どうも母の日より父の日は影が薄くなってしまいがち。

母には「プレゼントケーキ」とか買うけれど、父の欲しいものはちょっとわかりにくい💧
なので「値段高めのあんみつ」とか贈って終わりにしてしまいます。

父さん、ごめん…!

そんな私でも、以前、父の日にプレゼントとしてきちんとレコードプレーヤーを贈ったことが。

今回は

  • 4年前、80代の父にレコードプレーヤーを贈った時の私の体験
  • 4年経って「こうしたほうが良かったかな」と今になって思っていること

をお話します。

もし、これからご両親にプレゼントを考えている方のヒントになれば嬉しいです。

目次

高齢の父にレコードプレーヤーをプレゼントしたきっかけ

昭和歌謡風のレコードとジャケットのイラスト

父にレコードプレーヤーを贈ろうと思ったきっかけは、家の中で父のLPのレコードを発見したこと。
東海林太郎やディックミネ、藤山一郎など、昔の歌手のレコードがだいたい30枚。
段ボールに入っていて、しばらく開けた様子はありませんでした。

80代の父は結構音楽好き。
父の年代を考えると、そこからさらに懐メロと言われるものが特に好き。
(戦前の曲とか…)

ひよこがウクレレを弾いている歌番組風のイラスト。テレビに映し出されている

そんな父がよく見ている歌番組が、BSテレ東で放送されている『プレイバック日本歌手協会歌謡祭』。
これは昭和の懐かしの名曲を放送する歌番組で、まさにシニア層がターゲット。

けれど、父はこの番組を見ながら、よくグチを言ってます。

この映像はこの人の全盛期じゃない🙁

この番組内で使われている映像の多くは、往年の歌手が当時の懐メロ番組に出演した時のもの。
いわば「懐かしのあの人は今」的な映像。
父からすると、それはその歌手の最盛期の歌じゃないので不満なんです。

まぁ父の言う全盛期の映像は、残ってない場合も多いから…。

そして今回発見したレコードは、やっぱりその父が選んだと納得できるものでした。
帯に「当時のレコードから音源をとった」と書いてあるものがたくさん。

レコードのジャケットの一部の写真。「オリジナル原盤/懐かしの針音 藤山一郎/影を慕いて」と書かれている

うんうん、このレコードが、父が本当に聴きたい音。

でも、その時のわが家にはこれを聴けるレコードプレーヤーはありません。
なので、レコードプレーヤーをプレゼントしたら喜んでくれると思いました😃

父に贈ったレコードプレーヤー

レコードプレーヤー OCP-01の写真

4年前の父の日、私が父に贈ったレコードプレーヤーはこちら。
Onkyoでクラウドファンディングで発売していたもの。

Onkyo Classic Series オールインワンレコードプレーヤー『OCP-01』(GREEN FUNDINGのページへのリンク)

この商品の良かったところは

  • お値段が手ごろ
  • 父の馴染みのあるメーカー・onkyo製
  • この商品だけですぐに聞くことができる(アンプなど必要なし)
  • ボリュームがダイヤル式なので父にわかりやすい

こちらをプレゼントすると父はびっくりして、
「俺にくれるの?」そして中を見て「onkyoじゃないか!」
とすごくうれしそう。
早速、段ボールに入っているレコードを何枚か視聴。

お茶を飲みながらレコードを楽しむ親子のイラスト

贈ったプレーヤーはコンパクトで、部屋の中でも邪魔にならず。
久しぶりにレコードを聴くプレーヤーとして、とても役に立ちました。

贈ってよかった、と思いました。

プレゼントから4年後に感じた後悔|高齢の父には難しかった?

それから4年、

ここからのことは私としては予想外…

実は父は今はあまりレコードを聴いていません。
父も80代後半になって、ちょっと不器用になってしまって。
これは私の予想ですが、レコードをかけるっていう細かい作業がやりにくくなってきたのかもしれないです。

それに見ている私としても、今では、レコード自体を見慣れなくなっているせいか、
レコードがすごく繊細なメディアに感じて…

貴重なレコード、壊れないかな…

という心境で、レコードを聴くことを無理には勧めず、といった感じになっています。

レコードをデータ化|USB録音付きのレコードプレーヤー

プレーヤーを贈った時はすごく喜んでくれたし、それ自体は本当によかったなって思ってるけれど…。

80代でだんだんと年を取っていく父へのプレゼントとしては、そのうち使えなくなることも考えておいたほうが良かったかなってプチ後悔が💧

ただできれば父の大切な音はいつでも聴けるようにしておきたい。
そこで、ちょっと調べてみたら、「録音もできるプレーヤー」っていう便利なものを発見しました。

USB端子をかかえたひよこのイラスト

たとえばこんな商品。

クマザキエイム 多機能レコードプレーヤー|MA-90(クマザキエイムのオンラインストアのリンク)

レコードを鳴らしながら、同時にUSB録音ができるタイプ。
これなら最初はレコードから直接楽しんで、もしレコードがうまく使えなくなったとしても、音源を今後も聞きやすい形で残しておくことができます。
音を残しておけば今後も楽しめます。

録音はレコードを聴きながら一緒にやるので、時間はかかるけれど。
けれど、こういうタイプにしておけば、少しずつ音を移しておけたのかな、とちょっと思っています。

レコードプレーヤーを贈るならちょっと先を考えて

考え事をしているヒヨコのイラスト

今回は、父にレコードプレーヤーを贈った経緯と、その4年後に思ったことについてのお話でした。

ちなみに、レンタルでもUSB録音機能付きのレコードプレーヤーを見つけました。

ソニー ステレオレコードプレーヤー PS-LX310BT(レンティオへのリンク)

ただしレコードの録音は、リアルタイム録音(聴きながら同じ時間で録音する)なので、どうしても時間がかかりそう。
レンタルという短い期間で一気にやるのは、私には無理そうです。

写真のデジタル化なら、早くできるのでレンタルで機器を借りて作業するのもオススメです。

プレゼントを受け取る高齢者のイラスト

レコードプレーヤーをプレゼント、きっと喜んでもらえると思うけれど…。

まだ若いご両親へのプレゼントとしては、私が最初に贈ったような手軽に音楽が楽しめるレコードプレーヤーは素敵だと思います🙂
ただ、もし贈る相手が高齢の場合には、USB録音機能が付いているものとか、少し考えてから買うともっと長く楽しめるかもしれないです。

読んでくださってありがとうございます😊
この『50代・ゆるっと実家ライフ』では
親と同居する50代の日常を、
なるべくゆるっと綴っています。

よかったら、またのぞいてみてくださいね。
ではでは、また✨

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この記事を書いた人

50代女性。生まれたときからずっと実家ぐらし。
高齢の父母と暮らす日々や、自身の健康、20代から続けている株の話など、50代のリアルな暮らしを、ゆるっと記事にしています。
ふとした気づき・あるあるを共感してもらえたらうれしいです。
(今は親の“ちょっと困った話”に悩み中…)

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